DSC_1171-8.jpg
Nikon 1 V2 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6
[11.8mm (35mm換算31mm) f/5.6 1/1000 ISO160 露出補正-0.7]

—————————–
Lrの調整でここまで追い込みました。
ハイライト、シャドーの情報がないため、「眠い画像」になっています。
DSC_1171-9.jpg
雲1.png
——————————
空を見上げてみました。
夏の空、雲の高度が高いので、風に流されると、色々な表情が見られます。
「Color Efex Pro」 PLフィルター効果
ダイナミックレンジのエンハンスト処理
この2点で仕上げてみました。
ようやく、不満なくレタッチできるように、なってきたかな・・・

カメムシ

DSC_1194.jpg
Nikon 1 V2 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6
[30mm (35mm換算81mm) f/5.6 1/125 ISO200 露出補正-1]

DSC_1191.jpg
Nikon 1 V2 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6
[30mm (35mm換算81mm) f/5.6 1/125 ISO160 露出補正-1]

洗濯物を取り込もうとしたら、シャツにカメムシが付いています。
わぁ〜、下手に触ると、悪臭を出すので、どうしようか悩んだのですが、
かるくシャツを叩いたら、ベランダの壁に飛んで行ってくれて、ほっと
しました。
そうだ、カメムシ撮ってみようと思い、レンズ最短撮影距離まで近づいて
撮っています。
トリミングしました。
扉の写真は、「何だよ!!」って言われているみたい・・・
お気に入りです。

Adjust 5.1

adjust 5.1.png
皆さんのところにも、Adjust 5.1へのアップグレードのお知らせ届きましたか?
今回のアップグレード、嫌な予感がしたので、テスト環境にインストールした
ところ、見事にエラーが出ました。
やれやれ、Topaz Labs mac版を出してくれるのは嬉しいのですが、開発スタッフに
恵まれていませんね。
mac版、必ず地雷がありますから・・・ (それも毎回、何かあります)
仕方がないので、Topaz Labs へ、メールでエラーが出ると伝えたら、速攻で修正
したと返事がありました。
今回の修正、無茶苦茶早いけど、新たな地雷あるかも〜(笑)
数日、塩漬け?にしてからインストールします。
ことごとく、相性が悪いです。

ニコンの色

ニコンの他機種の色の傾向がみたくて、bluemさんから画像データを提供して頂きました。
ありがとうございます。
ニコン機の色傾向、Nikon 1 V2も同じ系譜のようです。
提供して頂いた画像データを、私なりにレタッチしてみました。
#1
20140809-182506-7857-1.jpg
<プレビュー用JPEGファイル>
20140809-182506-7857_prv.jpg
(1)「Color Efex Pro」
   PLフィルター効果を使用しています。
   PLフィルター適用時に輝度が高い部分は、不透明度を使って輝度を下げました。
   (コントロールポイント使用)
(2)「HDR Efex Pro」
   デープ2プリセットを使って、空の色をブーストしました。
 *空の部分だけマスクして実行、田んぼはLrの段階フィルターで明るさを調整
#2
20140811-145216-7906.jpg
<プレビュー用JPEGファイル>
20140811-145216-7906_prv.jpg
(1)「HDR Efex Pro」
   バランスプリセットを使って、画像全体の色をブースト
(2)白黒にしたレイヤーを馴染ませて、色を落ち着かせています。
(3)「レベル補正」使用した、ダイナミックレンジのエンハンスト処理
————————
ニコン機ですが、色のでかたが弱く、ブーストしないと色が出てこない印象です。
今回は、HDR系のソフトを主軸にして、色の掘り起こしをしています。
#1は、弱くオレンジ色が出ていたので、ブーストしたところ、オレンジ色の
夕景になりました。
オレンジの外側に、淡い赤い色のラインが残っていますね。
空は藍色が良く出たかな(笑)
トーンジャンプぎみかも・・・
#2は、全体的にべったりとした色だったので、HDRを使用して色の底上げをしました。
コントロールポイントを家ごとに打って、明るさやコントラストを微調整しています。
空は、ダイナミックレンジのエンハンスト処理も使って、透明感出してみました。

HDR Efex Pro

#1 羽田空港第2ターミナル
DSC_0462-2.jpg
Nikon 1 V2 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6
[10mm (35mm換算27mm) f/4.5 1/60 ISO160]

#2 ボーイング777 機内の様子
DSC_0504-2.jpg
Nikon 1 V2 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6
[10mm (35mm換算27mm) f/5.6 1/40 ISO160 露出補正-0.3]

#3 ボーイング777 窓からの景色
DSC_0493.jpg
Nikon 1 V2 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6
[10mm (35mm換算27mm) f/4.5 1/2500 ISO160 露出補正-1]

こちらが好みかな・・・
DSC_0497.jpg
Nikon 1 V2 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6
[10mm (35mm換算27mm) f/5.6 1/2500 ISO160 露出補正-1]

#4 長崎 眼鏡橋
DSC_0600-2.jpg
Nikon 1 V2 + 1 NIKKOR 18.5mm f/1.8
[18.5mm (35mm換算49mm) F5.6 1/1250 ISO160 露出補正-0.3]

長崎の旅行先で撮った写真、HDRが似合いそうなものが、たくさんあります。
「HDR Efex Pro」を使って仕上げてみました。
「HDR Efex Pro」ですが、プリセットが複数あるので、好みのプリセットを
選ぶだけでHDR処理ができます。
また、コントロールポイントを使って、違和感のある部分を微調整できるのが、
良いですね。

Google Nik Collection

<After>
DSC_0280-3.jpg
<Before> 花びら全体をマスクして調整しています
DSC_0280-1.jpg
「Google Nik Collection」を使って、ルドベキアの花を仕上げてみました。
レイヤーの状況は以下の通りです。
Google Nik Collection .png
スマートオブジェクトに変換してから調整すると、後から修正できます。
Vivezaを使うと、例えば、花びらの一枚ごとに、色や色調を調整できます。
今回は、花びらの部分的にハイキーになっているところを調整しました。
結果、花びらの質感がアップしていますね。
それから、ニコ1ですが、イメージセンサーに撮像面位相差AFを実装
しているためか、低ISOからノイズが目立ちます。
NRをどうするか思案していましたが、「Google Nik Collection」には、
Dfineもあるため、こちらも解決しそうです。
今回は、Viveza、Dfine、Sharpnerを使用しました。
最後に、レベル補正」使って、ダイナミックレンジのエンハンスト処理を
行っています。

台風通過中の夕景

DSC_1181-2.jpg
Nikon 1 V2 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6
[10mm (35mm換算27mm) f/5.6 1/100 ISO200 露出補正-1]

台風11号の影響で、猫の目のような天気です。
スコールのような雨が降ったと思えば、雲の隙間から太陽が覗くことも
ありました。
雷鳴も轟いているし、大荒れの天気です。
夕方、飾り窓がオレンジ色に染まっています。
外に出てみると、どす黒い雲の隙間に、オレンジ色の空が覗いています。
風が強いですが、幸い雨が降っていないため、家の近くの撮影ポイント
へ移動して、写真を撮りました。
撮影後、土砂降りの雨になったので、タイミングがよかったかな。
ナイス兄貴さんから紹介があった、Vivezaを評価中です。
これ、googleから発売しているのですね。
詳細はここです。
Google Nik Collection
これを使って、複雑なマスクや範囲指定なしで、画像の色や色調を部分的に
調整できます。
扉の写真ですが、どすぐろい雲、オレンジ色の雲の色調を変えています。
Photoshop上から、Vivezaを起動した画面です。
ここで、画像の色や色調を部分的に調整できます。
オレンジ色の雲にポイントを置いて調整中の画面
Upoint.png
また、Silver Efex Pro で遊んでみました。
こちらは、Lrだけで仕上げています。
<嵐 夕景>
DSC_1177-Edit.jpg
Nikon 1 V2 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6
[10mm (35mm換算27mm) f/5.6 1/100 ISO200 露出補正-1]

わぁ〜 Silver Efex Pro モノクロ好きには、たまりません。
もう1枚追加・・・
奥義みつけてしまったかも Lr+Silver Efex Pro モノクロダブル掛け
<ヘッドライト>
DSC_0921-Edit.jpg
Nikon 1 V2 + 1 NIKKOR 18.5mm f/1.8
[18.5mm (35mm換算49mm) F5.6 1/250 ISO160 露出補正-0.3]

アジサイの葉と雫

DSC_0308-3.jpg
Nikon 1 V2 + 1 NIKKOR 18.5mm f/1.8
[18.5mm (35mm換算49mm) F4.5 1/200 ISO160 露出補正-0.7]

もう1枚追加です・・・
DSC_0305-2.jpg
Nikon 1 V2 + 1 NIKKOR 18.5mm f/1.8
[18.5mm (35mm換算49mm) F4.5 1/320 ISO160 露出補正-0.7]

アジサイの葉に雫がついて、とても奇麗です。
アジサイですが、花が散った後も、しばらくは葉で楽しめます。
雨に濡れると、葉の輝きが増します!!
その輝きを表現したくて、レタッチしてみました。
「レベル補正」使って、ダイナミックレンジのエンハンスト処理を
試してみましたが、透明感のある仕上がりになりますね。
また、「特定色域の選択」を使って、色を濁らせている特定の色域を
取り除いていますが、アジサイの葉の色がよく出ています。
仕上げに、Adjustを使って、雫の輝きを加えてから、葉の鮮やかさを
コントロールしています。
葉の鮮やかさをコントロールする処理は、以下のチュートリアルを
参考にしました。
「色相・彩度」の基本と応用

集大成

DSC_0986.jpg
Nikon 1 V2 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6
[10mm (35mm換算27mm) f/5.6 1/4000 ISO160 露出補正-1]

ちょっと大袈裟なタイトルですが、ようやく透明感のある空に仕上げることが
できるようになりました。
写真は、太陽が登る前の朝景ですが、見栄えのしない写真だったので、お蔵入り
していたものです。
以下の4点を使っています。
1.「イメージ」>「色調補正」>「シャドウ・ハイライト」 
2.「フィルタ」>「その他」>「ハイパス」
3.「レイヤー」>「新規調整レイヤー」>「特定色域の選択」
4.「レイヤー」>「新規調整レイヤー」>「レベル補正」
「Nikon 1 V2」では、「シャドウ・ハイライト」の補正が、
空の透明感を表現するのに要となります。
「シャドウ・ハイライト」で補正後、「レベル補正」使って、
ダイナミックレンジのエンハンスト処理を行うことで、
透明感のある空を表現できました。
また、「特定色域の選択」を使って、色を濁らせている特定の
色域を取り除くと、本来の色が出てくるため、色再現が格段に
よくなります。
一連の作業は、アクションを使って、ある程度自動化しています。

「レベル補正」を使ったダイナミックレンジのエンハンスト処理

DSC_1175-2.jpg
「Nikon 1 V2」で風景写真を撮ると、どこか物足りなさを感じていました。
特に感じるのが空です。
どうも透明感が少ない空に仕上がります。
ヒストグラムを見てみると、中間より暗いドットが分布しておりローキーな画像になっています。
露出をマイナス補正して撮っているので、そうなりますよね。
ヒストグラム1.png
この状態で色々調整しても、前述の透明感のある空を再現できません。
どうも、山の形の幅が狭くて、ハイライト側の情報が足りないのでは?
と思うようになりました。
Photoshopのレベル補正にある「自動補正」ボタンを押してみました。
ヒストグラム2.png
山の形の幅が広がっています。
全体に調整されていますが、ハイライト側の情報が補正されました。
これを使って、仕上げてみると、透明感のある空が再現できます。
ただ、やり過ぎた感があり、不透明度で馴染ませてもしっくりきません。
この自動補正を手動で行う方法がないか、探していたところ、ようやく
見つけることができました。
「レベル補正」を使ったダイナミックレンジのエンハンスト処理

これだ!! この方法で、主にハイライト側の情報を補正したヒストグラムです。
ヒストグラム3.png
レベル補正の調整状況
レベル補正.png
<設定の解説>
1以下のドットは真っ黒にする。
169以上のドットは全て真っ白にする
実行後、山が横に引き延ばされる
そして、扉の写真がハイライト側を手動補正した画像になります。
ようやく、自分好みの空に仕上げることができるようになりました。
ひとつでも引き出しを、多くしたいですね。
こちらも参考になるチュートリアルです。
後半の<「レベル補正」を使いこなす>をご覧下さい。
「レベル補正」を使ったプロフェッショナルな色調補正